犬のトレーニング用語「犬のトレーニングで使われる用語と解説」

【し】

【使役犬】
 人間のために働く犬。
特定の用途のために訓練・開発された知能、体力に優れた働く犬、職業犬の事。

【支配性】
 犬が人間社会の家庭の中で自分がリーダーに成ろうとする性質。

【シット】
「スワレ」おすわりの意味。「停座」

【CD】
 コンパニオン・ドッグの事。
家庭犬の訓練試験の事。JKCでは愛玩犬グループを言います。

【視符】
 飼い主、トレーナーが犬に対して身振り、手振りで指示を伝える事を言います。「指符」とも言います。

【シャイ】
 内気、臆病

【社会化期】
 生後45日~90日の子犬が母犬や兄弟犬と一緒に暮らすことで犬のルールや社会性を学ぶ期間。⇒「社会適応期」

【出張訓練】
 トレーナーが犬の飼い主の家に行ってトレーニングをする事。

【襲歩(しゅうほ)】
 「ギャロップ」とも言います。犬の最も早い歩き方(走り方)の事。

【障害飛越】
 障害物をジャンプで飛び越える訓練。

【嘱託警察犬】
 「預託警察犬」とも言う。一定の期間訓練所に預けて、訓練した警察犬。

【食糞】
 糞を食べてしまう事。お腹が空いた、栄養不足、好奇心等原因は様々で、比較的多い問題行動です。

【招呼(しょうこ)】
 呼び寄せる事で重要な服従訓練の一つです。
犬はこの命令でトレーナーの前か左側に来るように訓練する。

【賞詞(しょうし)】
 命令どうり出来た犬への褒め言葉で「よしよし」「グッド」「良い子だね」等です。

【ジェントル・リーダー】
 犬の口元にする躾道具で、引っ張り癖や吠え癖、飛びつき、拾い食いなどの問題行動に効果的です。

【シングル・トラッキング】
 4本の手足が一本のライン上を歩く様を言います。

【順位付け】
 人間家族の中で、犬が自分の順位を確かめようとする行動。

犬のトレーニング、棒を運ぶ犬
【す】

【スパイク・カラー】
 犬の強制服従訓練に用いる首輪で、内側にトゲトゲの突起が有りリードを引くと首輪が閉まる仕組みに成っている。
犬に対する虐待的な道具なので使用を避けるようにと言う声もあるが、犬によって使い方を間違え無ければ効果がある。

【ステイ】
 「ヤスメ」「フセ」の指示(命令)の事。リラックスさせるための指示。

【ズーノーシス】
 「人畜共通感染症」動物や人間もかかる病気の事。狂犬病やレプトスピラなど

【せ】

【声符】
 トレーニングの時、声で指示する事。「視符」と併せてトレーニングすると良い。「声符」と「視符」を合わせて「コマンド」と呼ばれることもある。

【そ】

【ソフト】
 消極的で神経質な小心物。訓練の時、強制されると不快感を抱いてしまう性格の犬。

【捜索紐】
 10㍍ 以上もある長いリードの事。「招呼」などの訓練に用いられる。
警察犬訓練で捜索作業に用いられたので「捜索紐」と呼ばれるようになった。

【側対歩】
 同じ側の前後肢を同時に動かす平行歩行。イングリッシュ・シープドッグの正常歩行とされる。

犬のトレーニング用語 【た】行の解説

【た】

【体符】
 体を大きな表現で視符をする事。

【ダウン】
 「伏せ」の事。

【だくあし】
 「キャンター」駆け足の事。

【ダンベル】
 犬のトレーニングで言う「ダンベル」とは、競技で使う木製の1㎏ 以下で加えやすく作られた棒状の器具。
競技以外ではモチベーターとして訓練で使われたり、おもちゃ的に使われたりします。

【高跳び台】
 障害飛越訓練に用いられる。

【ち】

【チョーク・カラー】
 布や革で出来た首輪で、犬が引っ張ったり、リードを引いたりすると首輪が閉まります。

【チョーク・チェーン】
 「チェーン・カラー」共言い、仕組みは「チョーク・カラー」と同じですが金属で出来た物を言います。
トレーニングで使用するにはこの「チョーク・チェーン」の方が向いています。

【つ】

【ツケ】
 「ヒール」共言い、トレーナーの左側に寄り沿わせる指示(命令)

【て】

【テリトリー】
 縄張りの事。

【停座】
 「おすわり」の事。

犬のトレーニング用語
【と】

【ドッグ・アビュース】
 犬を虐待する事。

【トイ・ドライブ】
 おもちゃに対する意欲。
訓練として、指示に従うとおもちゃで遊んで貰えると意識付けする事。

【トロット】
 ウォークより早い「早足(はやあし)」の事で、対角に当たる前後肢が同じ動きをする歩様。

【道具的条件付け】
 「オペラント条件付け」犬がある事をすると、犬にとって良いことがある(おやつ、褒める)事を利用すること。

【ドッグ・ウォーカー】
 飼い主の代わりに犬のお散歩をしてくれる人。(お散歩代行)

【ドッグ・オーナー】
 犬の飼い主

【ドッグ・ケア】
 犬の飼育・管理

【ドッグ・ファイティング】
 闘犬、犬を戦わせる(試合)。土佐犬など

【ドライブ】
 走る力、推進力の事。

犬のトレーニング用語 【な】行の解説

【な】

【軟性】
 ソフト

【の】

【ノーリード】
 引き紐をしていない状態。「オフリード」とも言う。

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